恋愛感情

「ずっと好きだった。
付き合ってくれたら嬉しいんだけど」そんな風に言われたのは、思いもよらない人でした。
私にはその頃、別に好きな人がいましたが「絶対に即逢いサイトで実るはずの無い恋心」でした。
何故なら、好きな人には大切にしている‘彼女‘がいたからです。
2人はとても仲が良く、割り込む隙間さえも無いほどでした。
一方、私に告白してくれたのはずっと「友達」としてしか考えた事のなかった人。
悪い人じゃないし、きっと私を大切にしてくれるだろう。
好きじゃないけれど、一緒に居るうちに好きになれるのかもしれない。
もしかしたら実らない恋心にケリをつけたかったのかもしれません。
私は彼の「恋人」になる決心をしました。
週末はデートに出かけ、平日は連絡を取り合い・・・。
ごくごく普通の恋人関係でした。
側にいる事は苦痛ではありませんでしたし、デートは楽しいものでもありました。
けれど、どんなに話をしても・並んで歩いても「恋愛感情」を抱く事はありませんでした。
側にいれば好きになる。
そんな安直な考えと実らない思いにケリをつけたかった私。
・・・結局は自分中心でただ彼を傷つけているだけなんですよね。
彼に謝り別れようとしたとき「分ってた」そう笑う彼を見て、より一層の罪悪感と申し訳なさでいっぱいになり泣いてしまいました。

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